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自己紹介
本日もアクセスありがとうございます◎
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りき
年齢:
37
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男性
誕生日:
1986/06/08
職業:
旅人
趣味:
音楽・映画・カメラ
自己紹介:
英語教師を目指し5年間迷うことなく大学4回生になって「世界一周」の言葉を耳にしました。
このチャンスを逃したら‥
自分のインスピレーションに従い
8ヶ月の準備を経て09年4月出発します!
支えてくれるすべての人に、感謝の気持ちを込めて
人のためになる旅を目指します!!
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まず前回の訂正


トルコリラの為替相場にミスがありました
只今、1リラ=65円、1ユーロ=135円だそうです。

そう考えるとユーロの半額。まだまだ安いのかな



トルコには5泊6日の滞在
本日でさようなら

 

前回述べた、ギョレメのホテルで3泊

カッパドキアは1年前(世界一周決めたとき)からの憧れの場所だった

9c5a5a6a.jpegd4fd2e68.jpeg岩が異妙な形でゴツゴツしていて
ナメック星のような、異世界にそそられた

現地の人は、この岩を工夫して
家としても、ホテルとしても利用してる




カッパドキアは1日、2日では十分に観光できないくらい広く、見場所が多い
ツアーを組むのが利口だが、そんなお金はない(ツアー約60リアほど)


ここへ着き、一瞬で気に入った。だから

「また、ここに来るだろう」

そう確信したので、今回はお金をかけずに
自分でバスで向かったり、1人歩きすることに

 

歩いてると、いろんなものに出逢う

 

c66745b4.jpeg観光地とあって食べ物も高い

そんな中、4リラで食べれる、チキンケバブを発見
しかも、おっちゃんと仲良くなり、3リラで2日間、食べれることができた



小さな野に咲く花にも気づけた

cda2e8ef.jpeg2e33ecda.jpeg0f3491a4.jpeg






左は乾いた土に咲いていた綺麗な鼻
真ん中は、真っ青な花に吸い付く蜂
右はハートの模様を持った、素敵な花


歩いてるからこその小さな発見

 

 

歩いて5時間

 

b4d5f453.jpeg17e19044.jpegサンセットを見た
地図にはない、できるだけ高い所から


まった~りと。人は誰もいない

反対側からは、満月が闇を照らし始める


「ヤバイ、8時!」

 

b09e148e.jpegこの日、誰もツアー車や車で登る坂の途中

Lemon House 」という何やら不思議な建物を発見

中に入るなり、おじさんが「待ってました!」とばかり
シャイを出してくれ、おみやげにレモンとりんごまでくれた

 

その「Lemon House」でおじさんとご飯の約束をしていたんだ

 

655049e7.jpeg58be38dc.jpeg2人っきりでの静かな食事

すべて、ムスタファおじさんの手作り
(10リラ※ワインなしだと7リラ)

お腹いっぱいなるまで
おかわりさせてくれて幸せいっぱい食べれた

 

帰りは9時半

 

夜道を歩いてると

3匹の野犬に襲われかけた

「ウルルルッツ!!ワンワンワン」

 

「本気だ‥狂犬病打ってないし、噛まるのは困る」

先の道を塞がれたので、ゆっくり背を向けず戻り、
カフェに逃げこむと、カフェが閉店だったので、車で町まで乗せてもらった


帰ると

9e72b396.jpeg町はライトアップされていて

何とも言えない
贅沢な幻想的な世界だった

 

 

翌日はただ、町をふらーっとして
次に行く「チェシメ」行きのバスチケットを購入

ガイドブックがなく、チェシメ情報がないので、バスに乗り込む前の日本人女性に尋ねた。すると

「破って持ってっていいですよ」

バスが来るまでの間、「1人って寂しいですねぇ。頑張ってください」って旅の話をして、握手して見送った

ありがとう


その翌日は夜10時バスで出発日
この日もたくさんの出逢いでいっぱい

f34e2745.jpeg7b146c29.jpeg地下都市の帰りに、出逢った現地の子供

ホテルの家族、スペインの旅行者とサンセット見たり


 

 

 

そして只今いるのが、チェシメ
トルコ南西にある、まさにリゾートって感じで、ヨーロッパ圏の人で埋め尽くされている

 

こういった華やかな町ほど、1人旅っていうのは寂しくなってしまう

アジアや中東が懐かしく感じる今日この頃

 

そして今から

56f66cce.jpeg
この船で、2泊3日かけて
イタリアへ向かうのです


さよならトルコ
そういえば、トルコでは英語全く通じなかった

 

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トルコ・カッパドキアのバスステーションに到着したのは1日の夜9時
早朝4時半にシリア・アレッポを離れ、バスで走ること実に16時間


トルコへ来て感じたこと


高い!!

 

とにかく、もうこれまでと桁外れの価格

これまでアジアでバスといったら長距離でも6ドルほど
インド列車なんて500キロ走っても、たった7ドル

それに対しトルコのバスは30リラ(約2700円)
ランチセット食べるのにも14リラ(約1350円)


インドでケチらずに、焼肉食べ放題(750円)を食べておけばよかったと
真っ先に脳裏によぎった‥


トルコの物価はまあそんな感じ

でも


「いよいよヨーロッパか」と感じさせてくれる

 

この日トルコに入り、3回も乗り換えた


最初に、ボーダーからのバスを降り「ここからミニバスでギョレメ村まで行ける」と言われたのに、ここにはバスステーションがなかった。


仕方なく現地の人に言われるがままに、タクシーに乗り込み3キロ離れたバスステーションに向かった。たった3キロで15リラ(1350円)。もう日本並み価格で凹む‥


着いたバスステーションでバス会社に訪ねると、
「直通はない。乗り換えて、そこからミニバスで行きなさい」

「またか‥。」
このとき気づいたのは、「どの人も正確な行き方を知らないのか」

今回、「地球の歩き方」も何の情報もなくやってきた自分に責任があるのだから文句は言えない。

 

仕方なく更に10リラ払い、バスに乗り込み1時間。到着し、この時夜の9時。
バスステーションはまだまだ賑わっていた。
イスタンブール行きの乗客でいっぱいだった。早速、バス会社に尋ね、返ってきた応えは

「ミニバスはない。今日は終わりだ」

「ふざけるな」
さすがに我慢の限界だった。

 

他の人に尋ねてもone minuteと言って、
どこか言ったけど、アジアを始め、よく誰もが使うが、1分で返ってきた試しがない

結局、彼は戻って来すらしなかった

 

時間は9時半になろうとしていた
誰かが愛の手を差し伸べてくれるわけでもない

 

「ここから歩いてギョレメまでどのくらいかかる?」

 

「歩いてか!?16キロはあるぞ」

 

よし行こう。ここに居ても何も始まらない。
18キロのザックを抱え、右手には8キロのギター。


こんなので16キロも歩ける自信なんて元からなかった。
最悪は野宿。とりあえずあの場所には、もう居たくなかったから。

 

ところが、歩き始めて7分ほどのことだった

 

一台のワゴン車が、僕を通り越し、15メートル先に止まる


右ウインカーを出し、待ってくれているよう

 

すると男性が出てきて

「アナタ、ニホンジン?」

 

「そうだ。バスがないって言われてギョレメまで歩いてるんだ」

 

「カワイソウネ!!ワタシ達、ギョレメに戻るヨ。乗りなサイ」

 

奇跡だった

 

まさかこんな早くにも拾ってもらえるなんて。

 

今日1日の事情を話すと

「彼ら、くるくるパーネ!!ドウカシテルヨ!!バスはマダあるヨ!」

 

もうよく分からなかったし、どうでもよくなっていた。

この日、一番の優しさを感じれたんだもの。もうどうでもよかった‥。

 

 

彼は

「ウタダヒカル。「オートマティック」ね!」とか言って僕を笑わせてくれ

 

もう一人のドライバーはグミを分けてくれた

 

口にほうばったグミが、体全身に染み渡るように優しい甘さで

最高の味のごく普通のグミだった。

 

 

この日、宿泊したのは、彼の働くホテル

 

ここまで良くして頂いたのだから、ある程度の覚悟はしていた。

高ければ明日は安宿探そう。

 

ところが、彼は15リラで、シングルルームを僕に提供してくれた。

 

本来、ドミトリーでも15リラはするのに。しかもシャワー・トイレ付きのふかふかのベッド。朝食付き。

 

ホテルのオーナーが

「ここは本当は50リラするんだ。あいつから君にスペシャルプライスでって」

 

この出逢いがなかったら、トルコのい印象が悪く始まってただろう。

 

彼のお陰で、気持ちが前向きになれたから、翌日からも素敵な出逢いがたくさんできた

 

 

車内で

「あのとき、どうして拾ってくれたの?」って尋ねると

 

「荷物イッパイ背負ってる。遅いのに、カワイソウデショ!!」
片言の日本語で話してくれた

 

バス会社からすれば、僕なんか毎日何千と訪れるツーリストの1人に過ぎない
僕が乗らなくても、打撃どころか、かすり傷すらおわないだろう


でも僕にとって頼れるのは、あんただけだから

自分が仕事に就いたとき、同じ過ちを起こさないように言い聞かせた

 

 

僕を暗闇の中、見つけてくれた小さなワゴン

小さな出逢いに感謝

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