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自己紹介
本日もアクセスありがとうございます◎
HN:
りき
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/06/08
職業:
旅人
趣味:
音楽・映画・カメラ
自己紹介:
英語教師を目指し5年間迷うことなく大学4回生になって「世界一周」の言葉を耳にしました。
このチャンスを逃したら‥
自分のインスピレーションに従い
8ヶ月の準備を経て09年4月出発します!
支えてくれるすべての人に、感謝の気持ちを込めて
人のためになる旅を目指します!!
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エルサレムから離れた10キロ離れた場所にある町

ここはパレスチナ自治区とされる町、ベツヘレム

 

町の中心部から、あるくこと30分

 

4aab28a2.jpeg
正面に見えてきたのは

このおおーきな壁

これ何だと思う?

 

これは、イスラエルとパレスチナと2つに分ける分離壁

現代版、「ベルリンの壁」とも言われている

2d6494ad.jpeg壁はずーっと先まで続いていて
何十キロにも及んで

パレスチナ地区を囲うように

今も進行して造り続けられているそう‥



ここには多くのアラブ系の人たちが住む

壁ができたことでイスラムの人たちは様々な点で制限があり

・壁の向こうに行くには、パスポートが必要だったり
・仕事の減少
・土地が奪われ生活に苦しむ人も少なくない


つまり1つの国の中で2つに引き裂き
イスラエルの権力によって差別が行われている


これは壁に描かれた世界各国からのメッセージ

45e791f0.jpegここには、アーティストから素人まで集まり

「分離壁反対!!」

っていう彼らのメッセージがたくさん描かれている
(中には落書き程度のものもありちょっと残念)

55c40451.jpegee03f3b7.jpeg







この壁は本来、定められていた位置よりもパレスチナ側に造られた
そこに土地を所有していた人は、土地を一方的に奪わた

その地主は
壁の向こうに見える自分の土地の農作物や花を咲かせていた木々が

「見る見る枯れていくのを目にしなくてはいけないのが辛い」

というお話も聞いた‥

この国で感じたのは2つ

強すぎる宗教心がこの国を分けていること


国同士で起きている扮装の「怖さ」などでなく
国内で起きている宗教による差別の「怖さ」だった

エルサレムの町を歩いていても、ユダヤ人の僕らを見る目は違った
空気のような存在にしか思われてなく

アジア「うっとうしい」ほどの客引き
中東の「ウェルカム」なホスピタリティ

そんな人の温かさが感じられなかったのが寂しかった
※ユダヤ教の人すべてがそんなんではないので誤解しないでください

宗教がこんなにも力があり
宗教がこんなにも人を分けていることにものすごい衝撃だった


もう1つは、僕は全くの無関心‥だった

ろくに学校で歴史を学ぼうともしなかったし
勿論、興味もなかったから

テレビから流れるニュースばかり鵜呑みにしていた

「あ~、ここは危ない国なんや。おっかねぇ‥」

そんなレベル‥

でもここに来て、頭がずっとフル回転で知識が雨のように毎日降ってきた

「知りたい。知りたい。もっと知りたい」

すごく興味深かった反面
すごく複雑な思いでいっぱいだったけど


どちらが悪いかなんて分からないし
たった5日いただけで、この国のこと語れやしない


でも、一歩踏み出せたことが今回
自分にとっての大きな成長だった気がする

「無知な自分が恥ずかしい」と思っていたけど

「無関心」から「無知に」に変われたこと

今はそれが素晴らしく思う

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今回,旅の予定を変更し訪れた国

 

イスラエル


この国、「危ない・危険」って感じた方

 


僕と一緒です

 

テレビなど報道では決して良いニュースなど流れてこないし
何かと話題になるのは

 

紛争

テロ

死亡


そんな言葉ばっかりしか僕自身の頭にはなかった

 

でも

 
まったく危険な国じゃないし

銃声なんて聞こえないし

爆弾なんて飛んでこない
※今回訪れたのはエルサレム。紛争地域やガイドに載ってないとこ、ジャーナリストが踏み込むような地域には行かないでね

 
1.3つの宗教

 
ではイスラエルってどんな国?

 
今回訪れたのは首都と呼ばれるエルサレム

053b02f7.jpeg町は新市街、旧市街と別れていて
新市街はこの通り発展していて

日本に劣らず、快適で過ごしやすく綺麗な町


 



この国には大きく3つの宗教が存在する

キリスト教、イスラム教、ユダヤ教

 旧市街には、それぞれ定められた地区があり、住人はそこで住んでいる



なぜ、宗教によって地区が分かられているのか?

というのも、この国では宗教関係で大きな問題があるから

 

 ①ユダヤ教徒

d821d6a3.jpegこの写真はユダヤ人

 正統派のユダヤの男性は
大きなハットを被り、黒の正装をまとっている

ある年齢まで、もみあげあたりの髪を伸ばし、巻いているのが特徴的

 
この地、イスラエルは、彼らにとって大切な場所

長~い歴史の中で、かつてこの地から離散しなくてはならなかったが
多くの迫害を受けながらも、再び掴み取った大切な場所なのだ

0cf28740.jpegこの写真は、ユダヤ教の彼らがお祈りをしている姿

壁に向かって、聖書を読み、祈り、時に涙を流す人もいる

 かつて彼らの神殿が建っており、現代壁だけが残っている

彼らにとって大切な場所。これを「嘆きの壁」と呼ぶ

 

②キリスト教徒

4072d53b.jpeg一方、キリスト教にとっても大切な土地

イエスが産まれ、ここエルサレムでイエスが死刑に処された場所でもある

この写真は、イエスが最後倒れた場所
そこに、キリスト信者が頭をつき、5分ほど黙祷している姿

 

286c075a.jpegまさにキリスト発祥の地

そして毎週金曜日には、イエスが十字架を背負い歩いた道(ゴルゴダの道)を

キリスト信者たちの行進が行われる

 

イスラム教徒

最後にイスラム教

186e439a.jpgここは、イスラム教、三第モスクのうちの1つ

岩のドーム

※モスクとは、イスラム教の礼拝堂のこと




27f74d68.jpg本来この土地、イスラエルはアラブ人(イスラム教)のものだった
しかし20世紀以後、世界大戦勃発により

世界各国に散らばっていたユダヤ人が
このパレスチナに流れ込んだことで彼らの土地が奪われ

アラブ人は徐々にイスラエル軍によって隅にやられていった

 



以降、これに反対するアラブ各国(ヨルダン、シリア、エジプト)とイスラエルの間で

1次~4次中東戦争が起こる

 
宗教によって住む場所が制限さえている
学校だって違うし、頑固とした教えがある

土地の奪い合いがあり、今日も誰かが苦しい生活を余儀なくされている

 

現代、この国の中で、この宗教の違いによって起きておる問題が


パレスチナ問題


次回は、このパレスチナ問題についてまとめてみます
 

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